私のヨガの師匠は、
終戦で退役した元海軍の士官で、
死に処を求めて自殺で有名な
能登半島の先端の東尋坊にホッタテ小屋を建てて住んでいた。
そこで偶然みつけたヨガの冊子を読んで、
ヨガに目覚めたと打ち明けました。
先生の生家は福井県です。
北陸一帯は親鸞の浄土真宗が盛んな地域で、
先生の家も浄土真宗の信者でした。
退役して自宅に帰ると、
母親が毎食事時に、
仏壇に食事を供え、
息子の無事と食事に困らないように、
祈っていたと話しを聞き、
自分が食事に困ることが一度もなかったのは、
その所為に違いないと思いました。
それは浄土真宗の教えの所為かどうか分かりませんが、
先生が中国大陸に出征中一度も食べることに困った体験が
なかったそうです。
先生自身寓居には、
仏壇が粗末ながら作られていて、
食事時には、
ご飯をお供えして、
たぶんご両親の位牌に祈りを捧げていました。
霊界の住民にかげ善をお供えするということは、
以前から聞いていましたが、
遠く離れて暮らす出征中の我が子にも、
カゲ膳をすることの意味を知りました。
そして、
想念の偉大な力を認識しました。
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