20世紀までは、
霊媒体質の人が、
神霊のオーバーシャドゥを受けて、
教団を率いるケースが多々ありました。
大本教はその一つです。
霊媒体質の人は、
自身の想念の清廉さを常に心掛けないと、
霊存在の誇大妄想や自己顕示欲の犠牲者となって、
教団信者たちを迷わせる。
そのようにして、
多くの教団は権力闘争の巣窟と化すかも知れない。
21世紀になって、
ハイラーキーのリシ(覚者)たちは、
霊媒体質の人が、神霊のオーバーシャドゥを受けて、
教団を率いる19世紀の心霊主義宗教のあり方に替る
新しいグループの在り方に教化の方法を変えている。
リシ方は、
権力志向を持たない、
つまり、
”野心を持たない”人々の
グループを育てることにエネルギーを注ぐことにした。
神智学協会にしても、
「ホワイト・マジック」を読むとわかるように、
会員たちのマインドの”結晶化”が起きる。
BCは、著書の本の中で、
グループが”岩に乗りあげない”ようにしようと、
決意した、と述べています。
隠喩的な表現で、分かりにくいですが、
”岩に乗り上げる”とは、
”(グループが)結晶化する”ことです。
今までの会社組織で普通となっている
権威の序列を作るのを避けたいということです。
21世紀の新しい組織では、
課長と平社員が、
同等に意見を述べる雰囲気を作る。
権威の格差を無くすこのようなグループは、
初めはゆっくりとした進歩ですが、
後に急速に進化の道(イニシエーションの道)を、
進むことが期待されている。
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