今朝(4/11)のニュースによると、
世界の天文科学の団体が、
乙女座にある楕円銀河「M87」
の中心にある(およそ5,500万光年離れている)
巨大ブラックホールの「穴」の撮影に成功した
と発表された。
この発表を受けて、
漫画家の松本零士さんが、
”ブラックホールの穴に入ってみたい。
(宇宙の)向こう側がどうなっているか知りたい”
というようなことを言っていました。
飲み込んだ光のエネルギーは、
一体どうなるのか?
確かに、
光=エネルギーさえも飲み込むブラックホールは、
神秘に満ちている。
しかし、
神智学・秘教を学んだ私にとっては、
これは驚くべき発言でした。
話しは変わって、
或る物理学者の説明によれば、
”宇宙は永遠に膨張と収縮を続ける”。
それと同じように、
小宇宙である人間も、
たぶん”永遠”にこの世とあの世を行ったり来たりする。
宇宙は光と闇・
エネルギーを与えるものとエネルギーを吸収するものが、
存在して、
プラマイ0となるようにできているかも。
神智学の印章には、
しっぽを咥える蛇の絵が描かれている。
自然界は繰り返しと循環の事象が満ちている。
この印章は、
生命は永遠に進化の道を進む、
ということを伝えているような。
私たちは境界・限界・制限のあることに、
慣れ親しんできたせいか、
永遠という概念を理解しがたい。
話しは変わって、
或る詩人が”妹が星となった”ことを書いている。
ロマンティックなメルヘンだと思っていました。
しかし、神智学を知ると、
人が星となる話しは、
詩人が直観的に真理をとらえたものと理解できる。
神智学者チャールズ・W・レッドビーターが、
『大師とその道』という本に書いているように、
覚者方は高次の進化の道の中には、
惑星ロゴスとなるのを目指す道もある。
惑星ロゴスの頂点は、
太陽ロゴスであり、
それはやがては銀河系全体に光のエネルギーを供給する、
天照大神=太陽神となることである。
ところで、
ハイラーキーの教え=秘教が伝えているように、
ホワイト・ロッジとブラック・ロッジの二つの陣営がある。
ブラック・ロッジの覚者方の頂点が、
ブラック・ホールではないかと私は想像している。
「秘教治療」は伝えている。
ブラック・ホールは光=生命活力を奪い去る、と。
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