今朝(6/10)のTVニュースは、
日本で開催されているG20財相会議で、
米中の貿易摩擦によって引き起こされる、
世界経済の混乱を避けるには、
各国が協調して方策をとることの必要性が話された、
と報じていた。
これまでの人類史を振り返れば、
国と国の覇権争いは何度も繰り返され、
それが高じた結果の二度にわたる世界大戦で
覇権争いに終止符が打たれたかに思われたが。
米国と中国のリーダーは、
覇権争いから戦争に発展した過去の愚を
繰り返すことはないかもしれないが、
武力の誇示によって、
やがては国力が衰えていくことも知ってほしい。
米中のどちらが覇権争いに勝ったとしても、
覇権勝者が頂点に達すれば、
やがて下降の弧をたどる。
このことは、
物理学の運動法則に示されている。
物質界の運動法則は、
霊法則(宇宙法則)の存在を伝えるものである。
ブラヴァツキーは、次のように述べている。
”物質は最下位にある霊であり、
霊は最上位にある物質である“と。
この言葉はアインシュタインのE=M×Cの2乗
という公式と同じ意味である。
ところで、
イエス・キリストは言いました。
“剣で立つ者は、剣で滅ぶ”と。
これは霊法則を述べたもの。
人類の歴史を見れば、武力を誇った武人たちが、
その武力のために、
滅んで行ったことがわかります。
イエスの言葉は個人にだけ当てはまるのではない。
米国は今も世界最大のGDPを生む大国ですが、
百年前の国力と今の国力を比べれば、
次第に国力が衰えてきたことがわかる。
その主な原因は、
巨大な軍事力を維持するための軍事費を賄おうとする
いびつな外交であった。
イエス・キリストの言葉ではないが、
”軍事力で覇権を握ろうとすれば、
その国は軍事力で衰亡する“
これは法則ではないだろうか?
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