個人の自我意識の独立があるように、
国家の自我意識の独立がある。
個人の場合は思春期がその時期と言えます。
思春期の自我の独立は、
真の意味で乳離れと言えます。
動物王国では、
親が子供に自分で餌を取ることを教え、
天敵から身を守るスベを教えると、
子供を冷たく突き放す光景がみられます。
国家の自我の独立は、
ある国が軍事的に弱小国だからといって、
その国を軍事的に守るというという姿勢を楯にして、
従属的姿勢を押しつけても、
自国の独立性を保持する姿勢に示される。
その意味で、
日本政府がホルムズ海峡での、
タンカー襲撃事件に対して、
攻撃はイランによって行われたものだ、
と明確な証拠もないのに、
アメリカ大統領が言明しても、
日本政府が直ちに賛同せず、
国際社会のしっかりした調査を待つことにしたのは、
日本国が真の意味で、
自我の確立をするよい機会である。
今朝(6/23)のサンデー・モーニングでも、
アメリカとイランの一触即発の緊張状態が
取り上げられていた。
阿部総理が、
トランプ大統領の言明に、
直ちに賛同しなかったのは、
賢明な判断だとコメントする人がいたのに、
私たちは一安心。
日本の独自性を国際社会でアピールしていく、
いいチャンスである。
同時に、
国際社会に率先して、”人類は一つ”という真理を
訴えていくチャンスでもある。
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