秘教日記

今朝（11/13）TVでナチスドイツがユダヤ人大量虐殺をし
たアウシュビッツのガス室で発見された虐殺されたユダヤ
人たちの遺品を復元し、人類が行った残虐な行いを後世に
伝えようとするプロジェクトがあることを伝えていた。記
憶を留めているユダヤ人が年取り、やがては語り部となっ
ている人がいなくなり、人間が行った大量虐殺が忘れ去ら
れるかもしれないが、物はなくならないかぎり、それを見
る後世の人々は何が行われたかを知ることができる。遺品
は劣化損傷が激しいが、最近の科学的技術を使って復元が
可能となり保存技術も進んでいる。番組を見ていて、私た
ち人類の憎しみがどのようなものかに成り得るか考えさせ
られた。
憎しみと言えば、つい昨日も小学生の女の子が首を切りつ
けられ幸い怪我をしただけで済んだことがニュースになっ
ていました。切りつけた人は誰でもいい、ころしたかった
と言っている。私たちによく分からない憎しみに囚われて
いたに違いない。最近は煽り運転する人がニュースで伝え
られ、怒りを爆発させる短気な人が多い。アメリカ合衆国
では頻繁に銃乱射事件が起きて話題になっている。憎しみ
はどのようにして生まれるのか？アリス・ベイリー著「秘
教治療」には憎しみはアストラル体の波動であること、そ
の中枢は太陽叢中心あることが示めされている。その中心
は円盤状の保護膜で守られているが、怒りの爆発を繰り
返すと、低級アストラル界、つまり幽界の束縛霊とつなが
りやすい。憎しみが生ずるメカニズムを私たちは理解しな
ければ、と思う。自己をコントロールするスベは幼児期の
親の穏やかな躾によって身に着くかもしれない、という思
いが頭に浮かびました。