秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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偏極について

2019年11月18日 · コメント(2) · 日記

人は魂意識を持つか持たないにかかわらず、この生涯で肉体・情緒体・知性体(識心体)・霊体のいずれか一つの体に意識の焦点をつくり、その体と他の体とのバランス取ろうとする。肉体に意識の焦点があるなら、肉体に偏極していると言い、情緒体に意識の焦点があるならアストラル偏極という。識心体に意識の焦点があるならメンタル偏極という。しかし、メンタル偏極の方がアストラル偏極よりも進化しているという訳ではない。いずれかの体が他の体と比べて異常に鋭敏な能力を発揮し、他の体の発育を犠牲にしている場合、その犠牲になっている体の育成を他の体とのバランスがとれるようにする。かくして意識は或る生涯に特定の体に焦点を結び、その体の育成を図り、パーソナリティの構成をバランスのとれたものする。或る人は肉体に意識の焦点を持ち、或る人は情緒体(アストラル体)に意識の焦点を持つ。以下同様に、識心体(メンタル体)、ブッディ体などの霊体に意識の焦点を持つ場合もある。ブッディ体に意識の焦点がある人がメンタル体やアストラル体に意識の焦点を持つ人より進化しているかと言えば、そうとも限らない。現にアストラル体に意識の焦点を持つ人が、メンタル体に意識の焦点を持つ人よりも社会的に多大な影響力を持ち、社会への貢献度が大きいケースもある。意識の焦点は人間を構成する複数の体がバランスよく育成されるように、発達がアンバランスに遅れている体に発達を促すようにその体に意識が集中するのが望ましい。
メンタル体は発達していても、アストラル体の発達が遅れていると思われる場合、冷徹で冷たい性格の人という印象を周囲の人々に与える。ブッディ体が異常に発達していてメンタル体の発達がさほどでもない人も存在する。
いずれにせよ、アンバランスな状態は生涯中に様々な困難が生じやすい。私たちは肉体・アストラル体・メンタル体を調和のとれた状態で発達することを心掛けたい。ブッディ体に偏極する生涯を送るとき、無難な人生が送れるように。

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コメント (2)

  • 大平

    ブッディは愛の体です。

    ブッディに偏曲した第四段階のイニシエートは、いい意味で破壊的で、反逆的です。

    普通の破壊は憎悪や嫉妬に基づくものですが、第四段階、あるいはそれに近いイニシエートは、愛ゆえに反逆的になります。

    イエス、クリシュナムルティ、ブラヴァツキーといった人たちは、とても反逆的で、彼らの光線の分野に大いなる破壊をもたらしました。

    ただ、第四段階のイニシエートは角があり、少し傲慢さが残っています。

    第五段階のイニシエートは、破壊の力をより賢明に使うことができます。

  • 大平

    よく、第四段階は、苦しみのイニシエーションとして描写されますが、本当の苦しみのイニシエーションは第五段階です。
    なぜなら、第四段階の磔刑から、第五段階の復活にいたるまで、キリストが3日間、冥府にいたような、冥界めぐりの体験があるからです。

    第四段階から第五段階の間に、徹底的に世界の闇を嘗め回します。

    5は苦痛の数字として知られています。

    第五人種の第五亜種には自殺が頻繁に見受けられます。

    ヨブは5月5日生まれでした。

    聖書で鉄のイナゴの災害を第五の審判といい、第五光線の異名ともなっています。

    第五段階で人は、仏陀のように、世界の闇に悩み苦しんで苦しみの極北まで行きます。

    そのとき、パーソナリティーが完全に脱落し、永遠にブッディ界にすむようになります。

    苦しみ悩みぬいた果てに、ニルヴァーナの安らぎがあります。

    シッダールタ王子は35歳のとき、第五段階のイニシエーションを受けました。

    それは大いなる闇の絶望の果てに起こりました。

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