秘教日記

昨夜ＮＨＫＴＶのドキュメンタリー番組：【AI美空ひばり】紅白出場！を観ての感想です。番組紹介には次のように書かれています。
“美空ひばりさんがこの世を去って30年。NHKやレコード会社に残る音源や映像を人工知能・AIがディープラーニング。あの歌声が現代によみがえる！世界初のAIを開発したのは大手楽器メーカーのトップ技術者。新曲の作詞は秋元康、衣装デザインは森英恵、振り付けは天童よしみ。令和の時代に現れるAIひばりが優しく歌う「あれから、どうしていましたか？」AIは人の心を動かすことができるのか！？”
映像にはＡＩの美空ひばりさんの姿、歌声に涙するファンの人々、このプロジェクトに携わった人々のＡＩ技術の可能性に驚嘆するコメントが述べられた。
視聴者の一人私もＡＩ技術の進歩に正直驚きました。同時に「小さな宇宙人アミ」という本の中で述べられている次のような言葉が甦りました。”・・・ある程度の水準に達しても、優しさや善意の欠けた文明は、必ずその科学を自滅する方につかいだすんだよ”。
愛を欠いた技術で思い出すのは、米軍やイスラエル軍が開発した無人の偵察機やAIを搭載した装甲車が人をテロリストかそうでないかを判断して銃撃して殺戮さえする武器を使用したシーンの映像です。
このシーンの映像を見た私は“ああ、私たちの文明は滅びる運命にあるんだ”と思いました。しかし、昨日のＴＶ番組で見せられたＡＩ技術の活用を観て、私は希望を持つことができました。 日本の技術には愛がある。100円ショップの商品を世界各国に紹介するＴＶ番組がありましたが、世界の先進国でも、日本の100円ショップの商品の優れたデザインに驚嘆していました。それらの品物がわずか100円で手に入るということに驚いていました。
美空ひばりさんにもう一度会いたい、もう一度あの生の歌声を聴きたいという、歌謡曲界で美空ひばりさんに関わった人々と、ファンの熱い熱意を受けてのＡＩ技術のパーフォンマンスでした。
日本の技術は愛を欠いてはいない。