秘教日記

昨日のブログに表題の多次元方程式という言葉を使いま
した。分かりにくい内容でした。数学者広中平祐氏は四
次元方程式の曲線を描くと、三次元空間には連続した線
で描くことはできず、z軸以上の軸を横切る時、つまりx
座標、ｙ座標の０点を通過する時、平面図には特異点と
して描かれる。この意味は、私たちの意識上では偶然の
事象に思えること、何の脈絡もなくこの生涯で出会うだ
けだと見える人も意識が多次元となっている人には過去
世からのつながりが分かるということです。“袖触れ合
うも他生（たしょう）の縁”という諺があります。この
生涯では赤の他人として出会う人も、以前の生涯では、
兄弟姉妹だったか、夫婦関係、親子関係、子弟関係だっ
たかもしれません。

マイトレーヤは再生誕に関して次のように言う。
“・・・以前に、
何度もわたしはあなたがたの中に住んだ。
以前に、何度もあなたがたは私を愛してくれた。
もう一度、我が友よ、あなたがたの忠誠を示し、
わたしと共に働きなさい。・・・“
（メッセージ第５０信より）

私たちが意識の連続性を獲得して、過去世を記憶して
新たな生涯を送ることが出来るようになれば、数学者広
中平祐氏が多次元方程式の特異点としてとらえ、認識し
た事象は多次元の座標軸を通過する時で、再生誕の事象
は連続した曲線で描ける、と理解できる。
或る智恵に溢れた方は言いました。“五十代遡ると、
この生涯では赤の他人と見える人も、親戚だった”と。
再生誕のテーマでブログを書きたいと私が考えた理由
は、先日聞いた歌謡曲の歌詞の中に”一度限りの人生“
という表現があり、生まれてきたのは偶然だったと思う
人がいるのではないか、と恐れたからです。
ちなみに、意識の連続性を獲得するには“瞑想”の体
験を多く積むことだと「ホワイト・マジック」には書か
れています。