秘教日記

はじめに　人類はたびたび新型ウィルスの蔓延で世界中が
混乱することを経験した。中世にはペストの大流行を、そ
してつい四十年ほど前にはエイズという感染症が大流行し
た。それから、鳥インフルエンザや豚コレラなどの感染症
が大流行した。
以下は、平成五年に翻訳出版された「マイトレーヤの使命
、第Ⅱ巻」（BC著/IS訳/シェア・ジャパン出版）からの引
用です。エイズという感染症について書かれた記事ですが、
エイズという言葉を、新型ウィルスという言葉に置き換え
て読むことができると思う。
“・・・世界がこの新しい祟りを取り除くにあたって、ハ
イアラキーの覚者方はどんな役を果たして下さるだろうか
。すでに、私の師を含めて何人かの覚者方は彼らの経験と
専門知識を個人的な治療に提供しているが、彼らは、世界
的規模でこの問題に取り組むために因果（カルマ）の限界
を越えてはならないのである。これは人類自身が自分たち
のための行う行為を待たねばならない。しかしながら、間
もなく、キリスト・マイトレーヤの行動（と介入）によっ
て、すでに最悪のウィルスの影響をこうむっている多くの
人々は、その崩壊の過程が自然に逆転して、正常な健康が
とり戻されるだろう。因果の法則のゆえに、この病気にか
かっている人々のうちの“サンプル”に対してのみ、これが
可能であるが、マイトレーヤが如何にこれを人類種族にと
っての新しい危険と見なしておられるか、その重大性に注
目を引きつけるであろう。
長期的にみれば、思考（と、したがってエネルギー）の
正しい使用のみが、エイズをふくめて、世界を苦しめてい
る病気の除去を可能にする。これは意識の転換を前提とす
るが、現在は大多数のものにとっては不可能である。しか
し我々がお互い同士とより良い関係に入るにつれて、必然
的に社会的に正しい構造を確立することによって、それは
可能となり、我々の将来の安寧がそれにかかっている。こ
れが、マイトレーヤが鼓舞しに来られる霊的変容である。