秘教日記

感染拡大はさらに増え、オリンピック開催は延期され、東京都の小池知事は都市封鎖かもと怖れを述べた。年配の人だけでなく、感染症に対する抵抗力がありそうな若い人も、重篤化して死亡するというニュースがありました。新型コロナウィルスは、人類全体にとって脅威となっている。邪悪なエネルギーといえる。
私が学生の頃読んだ或る秘教の本に次のように書いてあり、それを読んで大いなる勇気が湧いてくるのを覚えました。「ハイラーキーはどれほどその末端にいようとも、その人はハイラーキーの保護を受ける」と。当時私は人生の苦境を体験し、お金を稼ぐことを目的に生活することが、最大の課題となっていた。例えば、今日の詐欺師グループで受け子として働いている人々のように、お金を稼ぐためには他の人を犠牲にしてもいい、言い変えるなら個人主義的道に進む瀬戸際にいました。しかし上の文言を読んで心を入れ変え、ハイラーキーの側に就こうか利己主義の道を辿るか、言い変えるなら右手の道と左手の道の分岐点に差し掛かっていた。道（イニシエーションの道）を意識的に選択して、進もうとするオカルティズムの初心者は左手の道にいる者から攻撃を受けるのか、私は不安感の暗雲にすっぽりと包まれたようになってノイローゼ気味になり、精神科医を訪ねた。その頃、秘教の本に書いてあった言葉：「どれほど末端にいようと、弟子はハイラーキーの保護を受ける」が強く心に甦ってきた。その言葉が書かれている箇所をさがし、私は決意して右手の道を選択した。意志を明確にすることの大切さをその時知った。そして覚者方の保護の楯を同時に実感した。
人類全体は現在、かつて私が経験したように、道の分岐点にいるのかもしれない。魂意識を自覚し、神のスポークスマンがメッセージで伝えているように、愛の道：分かち合いの道を辿ろうとするか、それとも個人主義的弱肉強食の道を追究するか、この分岐点に立っているかもしれない。

主のメッセージに耳を傾けよう。

”・・・あなたの兄弟たちはわたしを知り、
わたしを仲間の一人として暖かく迎え入れてくれる。
あなたがたがわたしを見るとき、
一人の兄弟であり友である者を、
一人の教師であり案内人である者を、
一人の保護者であり楯である者を、
見るであろう。
もうすぐ出現するわたしを見つけ、
わたしのために働く用意をしなさい。・・・”
（メッセージ第３９信より）

”・・・わたしの手があなたがたを導き、
保護する。・・・”（メッセージ第９０信より）