毎日TVを見ていると、世の中は暗いことばかりではないことが分かる。コロナウィルスに感染するかもしれないのに、自分は感染したかもしれないと不安で一杯の検査希望者が殺到する病院の医師や看護師等のスタッフたちの献身的活動に敬意を表し、高級レストランのシェフたちが、腕を揮って弁当を作り、差し入れたというニュースがあった。学校が休みになって給食用に納入していた牛乳や野菜などの食材が行き場を失っていたが、農家の窮状を知ったアプリの開発者がそれらの食材を有効に活用できる生産者と消費者を結ぶシステムを開発し、ネット上で話題になっていた。
今朝(4/17)のNHKTVの「あさいち」では、カミュの「ペスト」、小松左京の「復活」と言う小説は予言的で、今日の世界の情況と似ていると、紹介されていた。こうしたニュースに接すると、私たちは危機をばねにして飛躍的成長を遂げる、という感じです。
不安は、私たちに「知りたい」という気持ちを呼び起こす。本能にも似た「知りたい」という気持ちは今回のコロナウィルスの感染拡大で、確実に呼び起こされている。感染症の拡大がなぜこれほどひろがったか?なぜこの時期だったのか?果たして、私たちの文明は幸せの方向にむいているのか?様々な疑問が湧いてきた。
主からのメッセージを読むと、主は不安によって、背景にあるものが何であるかを“知りたい”という気持ちが目覚めることを知っていることが分かる。“人間の知
りたい、という心が進歩の鍵だとも。
主のメッセージから、“知る”について述べられていことを、見てみよう。
以下は「いのちの水を運ぶ者」(BC著/IS訳/シェア・ジャパン出版)からの引用です。
“・・・しかし勢いを増しつつ人類に直面してきている この危険を、すべての人間が知るわけではない。 ・・・“(第12信より)
“・・・分かち合いと正義なしには、人は平和を知ることはないだろ、・・・“
(第133信より)
“・・・あなたがたがわたしを見るとき、
わたしが何故やってきたのかを知るだろう。
わたしはあなたがたに次のように訴えるだろう--
わたしの幼き者たちを救い、
あなたがたの同胞を飢えから救いなさい。
人類は一つであることを、
唯一なる父の子供たちであることを覚えておきなさい。
大地の産物を、これを必要とする者たちに、信をもって譲りなさい。
これを今なして、世界を救いなさい。・・・“
(第31信より)
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