秘教日記

いつのことか分からない程の超古代から、古代の言葉
であるアラム語で書かれていたマントラム：大祈願は
、それが秘密の場所に保管されていたときから、この
時代に人類がそれを用いることが予期されていたとい
う。この時代になるまで人類は大祈願に述べられてい
る意味を理解できなかっただろう。毎年ウエサク祭の
時にシャンバラからハイラーキーへと一年分の光のエ
ネルギーを届ける仏陀は “神の御心の光の源”と大祈
願の第一聯に述べられている。この時仏陀のお姿は、
彼がオーヴァ―シャドウされた釈尊が王宮から出て出
家された時のものとリードビータ著「大師への道」と
いう本に記されている。
第二聯には、ハイラーキーの長キリストが神の愛の
源となっていることが明らかに述べられている。そし
て、人類全体が一つのエネルギー・センターを形成し
、将来はシャンバラ・ハイラーキー・人類という三つ
のエネルギー・センターは大計画が復興するのに重要
な役割を果たすことが暗示されている。
ところで、シャンバラは意志のエネルギー、ハイラー
キーは愛のエネルギー、人類は知識のエネルギーが最
も大きな特徴といえる。これら三つの相互関係の原型
とも、類比できる相互関係は、人の霊性の特徴である
霊的トリアッド：神聖意志、ブッディ、高位マインド
の三つの特質の三角組と同じである。更に、第一光線
エネルギーの霊的意志の源は宇宙の大熊座の七つ星で
あり、第二光線エネルギーであるブッディの愛の源は
プレイアデス星団（俗名スバル）であると「秘教占星
学」に述べられている。高位マインドのエネルギーは
主として、この太陽系の隣の太陽系の太陽であるシリ
ウスからやってくる。
いずれにしても、三角組の原型は大宇宙にあり、そ
の類比が星座と惑星と人と個人の霊中枢の間で、種々
様々に形成されている。