秘教日記

アリス・ベイリー著「テレパシーとエーテル体」とい
う本があります。秘教徒にはなじみ深い本です。オカ
ルトに関心を抱く者には最初の段階で興味を引く。と
いうのは、自分の思い・考えが何となく愛する人に伝
わっていると気づくからです。そこから秘教に対する
興味が生まれる。
思春期には恋する人にその気持ちを隠していても、
相手の人には隠しおおせないことに気づく。ところで
想念は愛する人にだけ伝わっているのではない。その
ことに気づくと、想念がどうして伝わるのか、動物た
ち：犬や猫などは人間の感情をいち早く感知するのを
経験する。私たちは遠くに離れていても、感情的つな
がりのある人、愛情を抱く人は特に、たとえ憎しみで
あっても、瞬時に自分の思いが相手に伝わっているの
に気づく。
かつて、生家の兄夫婦が飼育していた番犬で、テレ
パシーの実験をしたことがあります。犬は動物のもっ
とも活動的霊中枢である太陽叢チャクラに動物がわか
りやすいイメージで、想念を送ると、遠距離にいても
駆けて寄ってくることをしりました。
テレパシーはエーテルを媒介にして伝わっているこ
とが実験を通して理解できる。音は一般に空気を媒介
にして伝わる。その仕組みはドップラー効果の説明か
ら、空気が媒介になっていることが理解できる。伝達
されるものは媒介となるものがなければならないこと
はアインシュタインが、一般性相対理論で説明してい
る。
光も真空の中を伝わってくるからには、真空となっ
ている宇宙空間にもなんらかの媒介となるものが存在
するはず。物理学者は宇宙空間を満たしているものが
あるはずと考え、大掛かりなサイクロンを建造して、
ブラックマターと名付ける媒体を定義した。かつては
、エーテルと呼ばれた稀薄な物質である。神智学者・
秘教徒たちが“エーテル”として認知しているものと同
じものである。
ところで、音は空気などを媒介にして、340ｍ/秒ほ
どのはやさ、光は30万㎞/秒の速さで伝わる。それに
対し想念は光のおよそ30万倍の速さで伝わると言われ
いる。光の速度は科学的に実証されているが、想念の
伝わる速さを実験的に実証することは私たちには不可
能である。しかし、銀河系全体にほぼ同時に想念エネ
ルギーが伝わるということは、宇宙の兄弟たちの言動
、霊太陽の存在、シリウスの覚者方と地球の覚者方の
通信から推測できる。