秘教日記

mimizutoisiのブログ

秘教日記 header image 2

新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

ブログ各記事をクリックするとコメントすることが出来ます。

母の手紙

2020年06月01日 · コメント(0) · 日記

学生時代に母親からはがきを受け取った。たどたど
しい文字で、私の生活状態、健康状態を尋ねる内容で
あった。年老いていて、文字に力がなく、今の私同様
ひどい筆跡だった。文面は私のことを心配しているよ
うに書かれていたが、その実私が実家から逃げないよ
うに、自分のことを忘れないで欲しいという意味合い
の文面だった。
私は三男坊で、私の考えは注意を払われることなく
、父親は全く私の思いを考慮することはなかった。私
は家を早く出て、フランスに行きたいと母親にもらし
ていたかもしれない。年老いた私の母親は、今考えて
見ると、今の私と同様の病体であった。当時はうつ病
と判断され、薬もうつ病の薬を処方されて飲んでいた
。いっこうに、改善されなくて、50代には日常生活に
困難を来し、60代にはほとんど寝たきりとなってい
た。大きな病院でも病名が分からず、たぶん精神科医
にうつ病と診断さていたようである。
私はそんな母を西洋医学の医師の診察ではなく、別
の医学の診断を受けようと考え、大学進学前に、電気
治療器の治療に連れて行ったりした。ヨガの師匠の秘
教治療を受けさせようとしたこともある。しかし、母
は自分の病気は夫である私たちの父親からうつされた
ものだと思いこんで、頑なに信じていた。ヨガの師匠
は『真に迫ろうとすると、視線をそらして、「あんた
の話しは聴きたくない」という態度をとる』と匙を投
げられた。私はそのことがあってから、母の病気を治
そうという気が失せてしまった。
今日のNHK大河ドラマ「麒麟が来る」の中で、松
平元康とその母の手紙の話しから、私も年老いた母か
ら一通のはがきを受け取ったことを思い出しました。

タグ :

コメント (0)

コメントはまだありません。

コメントする

CAPTCHA