アメリカミネソタ州で起きた黒人男性を白人警察官
が首を圧迫して死亡させた事件をきっかけに、人種差
別に反対する抗議デモがアメリカ全土に広がり、さら
にイギリスやその他の国々にも広がっている。前国務
長官のマティス氏は、トランプ氏は「我々を分断しよ
うとしている大統領だ」と指摘した。同じく、パウエ
ル氏は共和党の国務長官であったが、大統領選でトラ
ンプ氏でなく、民主党のバイデン氏を支持すると表明
している。
日本の政治評論家たちは、この事件に対処したトラン
プ大統領の姿勢はアメリカ社会の分断を助長するもの
だった、とコメントした。大統領選の行方を左右する
大事件だった。
死亡した黒人男性ジョージ・フロイドさんの弟、フ
ィロニスさんが10日、警察改革を審議した米議会下
院司法委員会に証人として出席し、「黒人の命は20
ドルなのか」「兄の死を無駄にせず、我々の苦しみを
止めてほしい」と証言し、再発防止に向けた改革を強
く求めた。
アメリカの人種差別問題は根が深い。18世紀の奴
隷制度に遡って、当時その制度を採用した初期のアメ
リカ開拓民の銅像を民衆が引き倒し、川に投げ込んで
いる映像がTVに映された。
“正義“を希求する民衆の大きなうねりを私は感じた。
マイトレーヤのメッセージを見てみよう。
“・・・未来への道は愛と正義の中にあることを示す
ために、わたしはやってきた。・・・“
(メッセージ第22信より)
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