7/6(月)のTVニュースはどの局も九州地方の“今ま
でに経験したことのない降水量の雨が降り、河川の氾
濫、土砂崩れの怖れがあるので、河川近くの住民や土
砂崩れの起きそうな土地に住居のある人々に早めの避
難を呼びかけていた。そして、実際に熊本県南部の球
磨川は急激に水かさが増えて氾濫し、逃げ遅れた住民
を自衛隊員がヘリコプターで救助する様子や泥水に覆
われた田畑、水没した家屋、泥水をかき出す住民たち
の映像がほぼ終日ながれていた。集中豪雨による河川
の氾濫、堤防の決壊は毎年のようにおきている。この
ような災害は数十年に一回の割りでおきることと以前
は思っていた。最近はこのような災害が常態化してい
る。新型コロナの感染にしても、鳥ウィルスにしても
、豚コレラにしても、以前はなぜこのような災害が私
たちを襲うのか疑問に思っていたが、今や集中豪雨も
コロナウィルスにしても疑問を持つことはなくなった
、日常的の普通の出来事だという思いである。私たち
の感覚は繰り返されることによって、マヒしてくる。
常態化すると、余ほどのことがないかぎり、疑問に感
じるとか、その根本原因まで追究して見ようとは思わ
ない。この感覚のマヒが恐ろしい。
線条降水帯
2020年07月08日 · コメント(0) · 日記, 未分類
タグ : 災害
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