7月4日のNHKスペシャルでタイムリーなウィルスと人体の抗体の戦いの様子をCGの技術で映像化した番組をみました。番組の案内文に次のようにある:『シリーズ「人体」のタモリと山中が再集結。新型コロナウイルスとの戦いが続く今、感染防御やワクチン開発のカギを握る「免疫力」の真実に、最先端の研究で迫る番組。』
ミクロの世界の様子がCG技術を使って可視化されている。タモリさんが言っていたように、ウィルスには人間の頭脳にあたるものはない。しかし巧妙に自分たちの勢力を拡大していく方法を映像で見せられと、ウィルスにも脳にあたるものが存在するかのようである。ウィルスが人体の細胞に侵入して勢力を拡大していく様子は覇権を争う国と国のやり取りそのもの。まるで巧妙な智恵を身につけている悪魔のようでした。そのウィルスのDNAは人間の細胞の中のDNAに取り込まれ、受精の際、精子が卵子と合体する方法はウィルスが人体の細胞の中に侵入する方法と同じでした。ウィルスの攻撃とその攻撃をかわそうとする抗体の生命誕生から今日に至るまでの長期にわたる戦いが、人類の進化の歴史そのものであったことを知ると、正と悪の戦い、破壊と創造は私たちの進化に必然のものかもしれないという感想をもちました。
ウィルスvs.抗体の戦い
2020年07月07日 · コメント(0) · 日記
タグ : 新型コロナウイルス
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