占星学は巷で流布しているような怪しげな占いの一種ではなく、神聖なる精密科学である。その証しとなるかどうかは分からないが、産婦人科医は子供の誕生時刻を母子手帳に必ず記入している。誕生時刻の重要な意義を知ってか知らずにかわからないが、恐らく超古代に占星学が普及していた頃からのなごりであろう。生命の神秘は誕生の時刻と満潮の時刻がほぼ同時であること、肉体の部位の名称には漢字のにくづきの部首が用いられていることから、月と大きな関わりがあることが分かる。誕生時刻の正確さは、占星学をちゃんと学んだ人には非常に重要であることが理解できる。誕生時刻が4分弱違えば、未來の進行座標で一年の違いが生じる。一年間に経験する様々なイベントは、進行図ホロスコープの星の座相から、推測されるからである。占星学の精密さ、精確さは例えば青山圭秀氏の「アガスティアの葉」を読めば、僅かな違いが全く異なる人生になることがわかります。 占星学が神聖なる精密科学であることは、たとえば、誕生時刻の数分の誤差を修正して、正確な誕生時刻を割り出すレクティファィ(rectify)の手法があります。そして、ASCの位置と月の位置から受胎の瞬間まで判明します。ハインデル博士がどのようにして、幼児の過去世まで診断したか定かではありませんが、占星学をきわめると、常人には理解しがたい診断術が身に着くようです。
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