この本の前書きの部分に次のように書かれている。“或る 知識は当然のこととし、学徒達は私が用いるかもしれない 専門用語を理解し、ついてくることができると私はみなす 。一定の道を選び「光の中を歩く」ことを誓約した男女に 対しては関わるが、赤ん坊には関わらない”。 ここで言う「赤ん坊」とは、秘教用語でイニシエーション の段階が2段階以下の人を言う。白色同胞団はイニシエー ションの段階が3となって入会が認められる組織であるこ とが、薔薇十字会やフリーメーソンの団体の規則から推測 される。第三段階はイエスの生涯で言えば、イエスが山に 登って一晩中祈りを捧げ、山を下りてくると、弟子のペテ ロとヨハネは居眠りをしていてイエスに叱られる。その時 のイエスは全身が光輝いていた。第三イニシエーションは “変貌”と言われる。見るからに、オーラが光輝き、もは や後退することはない、と“受け入れられた弟子”という レベルである。 ところで、BC著「マイトレーヤの使命」の第Ⅲ巻の補遺 には、過去に世界で活躍して名の知られている指導者や芸 術家、高名な政治家のイニシエーションの段階がBCの覚 者から提供されている。それを見ると分かるように、第二 段階のイニシエーションを受けている方たちは、科学者を 含め天才レベルの人達である。全人類の人数は今や70億 を越えていますが、第三段階のイニシエーションを受けて いる人は、BCが覚者から得た情報によれば、僅かに50 万人を下回る。「ホワイト・マジック」がこれらの僅かな 人々だけのために書かれたのではなく、古の“秘められて きた智恵”を公開することによって、危険はあるが、多く の人々をイニシエーションの道をめざすよにしむけたいと いう意図を私は感じます。
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