秘教日記

「ホワイトマジック」前書きに次のように書かれている。 “・・・３．サイキック（霊能力）。人類王国に関する限 り、顕現中のこの能力には二つのタイプがある。これらは 明確に把握されなければならない。自然界の下位王国を活 気づける力がある。それは物質のエネルギーと自我のエネ ルギーとともに、あらゆる形態を生み出す入魂のエネルギ ーである。この合一の効果は、質料そのものが持つ胚芽的 知性に、我々が動物魂と呼んでいる主観的な何かを生む潜 在的知覚と感応力を加える。これは感覚的認識の四つの段 階または状態の中に存在する。即ち、 ａ．鉱物王国の意識。 ｂ．植物王国の意識。 ｃ．動物王国の意識。 ｄ．霊的人間がそれを使って機能する動物形態の 意識。結局、それは最も高級な表現となった上記グループ の一部門に過ぎない。 第二に、人類王国における知覚力を持つ物質と霊との統一 の結果であり、我々が人の魂と呼ぶサイキックセンターを 生み出すあの霊能力がある。このサイキックセンターは、 力の中心であり、それが管理し、またそれが表現している その力は、感応性と認識力を活動させる。その認識力とは 、惑星生命の魂の認識力であり、それでもって、動物の魂 の中にあるものとは異なる段階の能力と知識をもたらすグ ループ意識である。制限し、歪め、拘束する動物魂の諸能 力に、これらの能力が最終的には取って替わり、人間に接 触領域の広がりを与え、その不可誤謬性の能力によって誤 りから免れて、天上の自由に入ることが可能となる知識を 与える。人の魂が自由に働くことの効果は、動物の魂の能 力は誤りやすく、比較的役に立たないことを明確にするの に役立つ。私がここでなそうとすることは「サイキック」 という言葉は二つの意味で用いられていることを明らかに することだけである。後に、我々は低級なサイキック性質 の成長と発達、即ち、人が三界に於いて機能するための三 つの体を持つ魂の成長と発達について論ずることにしよう 。“ 私が付け加えて述べたいことは、サイキックには低級なも のと、高級なものがあり、動物界で多くの動物はオーラを 敏感に感知し、恐怖感で立ち尽くす人のオーラを見て襲う 。平安のオーラを放つ人を襲わない。 低級サイキックで思い浮かべるのは、オーム真理教の教祖 麻原彰晃である。彼は、低級サイキックを使って、それを 超能力と称して、弟子たちを支配していた。低級サイキッ クは欲望の座である太陽叢チャクラが開いたときに発揮さ れる。この能力は人間の進歩の障害となる。一旦開くと閉 じることは何回かの困難な生涯を送らねばならない。