秘教日記

　フイギュアスケートで、スパイラルという言葉をよく聞きます。経済用語でも、デフレスパイラルとかインフレスパイラルという言葉を聞きます。この場合、一たびデフレ傾向が世間の徴候となると、人々は経済活動を控え、貯蓄しようとします。企業は製品を作っても売れないので、生産規模を縮小します。従って従業員の給与は少なくなり、人々の消費も減少します。国家の経済活動は益々少なくなり、品物だけが倉庫に山積みされます。経済活動に限らず、私たちの行動は、げんいん・結果の関係で、連鎖しています。生命活動全般に、原因と結果は連続しています。突然の偶発的出来事と見えることも、深いところで、原因結果の関係が存在しています。私たちの行動は人がその行動を選択して、実行すると、その時に個人が用いた活動のエネルギーは条件反射的に次第に流れ易くなり、多分同じような情況が作られると、私たちは過去世で選択した活動パターンと同じ行動を無意識的に行います。例えば、朝と昼と夕べの三度の食事は一回か２回抜いたとしても、いつも同じ時刻になると、空腹感を覚え、食事を摂る行動をとります。人生の重大な選択肢があるとき、私たちの行動パターンは、過去世で選んだ行動パターンになると考えられます。このことは、秘教では“進化は螺旋的に進む“と言われている通りです。先の二つの世界大戦は、九万八千年前のホワイトロッヂとブラックロッヂの戦いの、螺旋の上での繰り返しだった、と言われています。私が述べたいことは、現今、芸能人の自殺の潮流が見られますが、自殺という選択肢を選んだ人は次の生涯でも同じ選択肢を選ぶ可能性が高いということです。自爆テロを選んだテロリストは、そのような人生を次の人生でも選ぶような環境の下に生まれてくるかもしれません。占星学を学ぶと、凶星の同様な座相が何度もチャート上に現れるのを発見します。