友人が本を送ってくれた。青山圭秀著「祈りの言葉」 という本。その冒頭の部分を読んで私は驚いてしまった 。現在世間は新型コロナの感染拡大で人々は戦々恐々と している。私は日本史の奈良時代にも恐ろしい感染症が 蔓延して都をはじめ国土が疲弊していた時代に、聖武天 皇が仏教によって国土の安泰をもたらそうと、大金を費 やしても大仏の建造と開眼供養をしたことを思い浮かべ 、人民は霊的保護を受けているとほのかに感ずるだけで 、不思議な力を発揮するのだということをうまく伝える 方法がないのかな~と思っていた矢先だったので、「祈 りの言葉」の冒頭の話しはその思いにタイムリーに応え るものだったので驚いてしまった。 冒頭の話しとは昨日のブログに紹介しました。中国の 史記にある話だそうで、虎だと思って矢を射ったら矢は 岩を貫いたというお話しです。二度目に岩を射ってもも はや硬い岩だということを知っている北平の太守李廣は 岩を打ちぬくことはできなかった。これは人間のマイン ドは或る条件では魔術的で超自然の力を発揮するという 例です。 三国志の中にも楚の孫権が刀で岩をきることができれ ば、魏の曹操の大軍に対処できる吉兆であるとする逸話 が述べられています。 NHKが何人かの人に行ったアンケートでたった2% の人がコロナには罹らないと確信していると言う。その 人達の信念はどこから来るのだろう。私たちは科学者た ちが主張しようとしている機械的生物ではなく、神の保 護の下にある神の子であるというマインドの力を得てい るような気がする。世の人々が神の代理人が人々を救う ために、働いておられることを知る機会が一刻も早く訪 れることを願う。
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