秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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死からの解放(3)

2010年03月05日 · コメント(3) · 未分類

「死からの解放」の続きです。

それゆえ、次のような状況を持つことになる。
 1.頭の中の出口。知的なタイプの人と世界の弟子達とイニシェート達によって用いられる。
 2.心臓の出口。善良な市民、知的友人と人道主義的働き手である親切で善意のある男女によって用い   られる。
 3.太陽叢領域にある出口。感情的で非理知的で考えのない人と動物性質の強い人々によって用いられ   る。
 これは次の世紀の間に西洋においてゆっくりと常識的知識となる新しい情報の第一の要点である。この情報の多くは同様の思想家達によって既に知られており、死の過程を合理的に理解する方向に向かう第一段階の性質を備えている。
 把握すべき第二の要点は死ぬ技術があり、そして生存中に訓練してその技術が使えるようになる練習があるということである。
 人が従うべき訓練に関して、二、三のヒントを提供しよう。これらのヒントは全ての志向者が現在なしつつある多くの仕事に新しい意味を付加することが判るであろう。数百年間を通して人類を導いてきた人類の兄達は現在、次に歩むべき大いなるステップに人々を準備させることに忙しい。このステップは意識の連続性をもたらすことであり、それによって、全ての死の恐怖が取り除かれ、物質界とアストラル界が密接に結びつけられるので、二つの界は実際には一つの界を構成することになるだろう。人の様々な様相の間の統一がもたらされなければならないように、惑星生命の様相に関連して、同様の統一が起こらなければならない。いくつかの界は魂と体と同様に統合されなければならない。これはエーテル界と濃密物質界の間では既にほとんどなし遂げられている。今や、物質界とアストラル界の間で急速に推進されつつある。
 人間の思想と生活のあらゆる部門における探究者達によってなされつつある仕事において、二つの統合は進行しつつあり、そして最も熱心で誠実な志向者に現在示唆が与えられている訓練において、魂と体の統合を生じさせる目的以上の他の目的が存在している。しかしながら、人は誤った目的を不適切に強調する能力があるため、それらにいかなる強調もおかれてはいない。次のような質問があるかもしれない。即ち、生活そのものを組織化し建設的にするだけでなく、外的鞘を抜け出す時がやってきた時でも、何の問題も困難もないようにするリズムを確立しようと努める全ての人々が従うことのできる簡単にまとめられた規則を提供することは可能ではないかと。それゆえ、私はあなた方に、現在全ての学徒が行っている多くのこととつながっている四つの単純な規定をあなた方に提供しよう。
1.心象化と瞑想を通して、そして集中の着実な実践を通して頭に集中し続けることを学びなさい。眉間の間の玉座に座す王としてますます生きる能力を発達させなさい。これは毎日の日常生活の最中に適用できる規則である。
2.他人の事柄を取り扱うことに差し向けられた活動に、感情的固執をなすのではなく、ハートの奉仕を捧げることを学びなさい。これはそのような活動全てに先立って、次の二つの質問に答えることを含んでいる。即ち、私はこの奉仕を個人として個人に捧げているのであろうか、それともグループのメンバーとしてグループに捧げているのであろうかと。私の動機はエゴの衝動であろうか、即ち、私は感情、輝きたいという野心、愛され賞賛されることの愛着によって駆り立てられているのであろうかと。これら二つの活動は生命エネルギーの横隔膜より上の中心への集中を生じさせ、太陽叢の引きつける力を打ち消す。かくして太陽叢はますます不活発になり、その部位のクモの巣状の網の破損の危険はほんどなくなるだろう。
3.眠り込む時に意識を頭に引き上げることを学びなさい。これは人が眠りに陥る時の一定の訓練として実行されるべきである。人は無意識の内に眠りに陥るべきではなく、アストラル界への意識的移行があるまで、意識をそのままの状態に保持するように努めるべきである。リラックス、注目の保持、そして頭の中心への着実な引き下がり、これら三つを試みなさい。というのは、志向者が眠り込む全ての過程を着実に意識化し、同時に彼の積極性を保持することを学び終えるまでは、この仕事に危険があるからである。最初のステップは知的に、そして抽出の仕事におけるたやすさが達成されるまで数年間追求されなければならない。
4.瞑想の仕事であろうと、眠り込んで行く時であろうと、引き下がりの過程に関連した全ての現象を記録し、見守りなさい。たとえば、多くの人々は眠りに落ち込んだ時と同様にほとんど苦痛に満ちた出だしで目覚めるということが判明するだろう。これは充分に清澄となっていないクモの巣状の網と部分的に閉じられた出口を通って意識が通り抜けるためである。他の人々は頭の部位で強くて大きなパチッという音を聞くかもしれない。これは通常は我々が自覚していない頭の中の活力空(バイタルエアー)によって引き起こされ、常にそこにあるが通常は記録されない音の認識をもたらす内的聴覚の敏感性によって生み出される。他の人々は眠りに落ち込む時、光や色の雲や紫色の旗のようなものと流れを見るだろう。それら全てはエーテル的現象である。実際的重要性のないこれらの現象は活力体とプラナの放射と光のくもの巣状の網に関係している。
 この訓練を実習し、これら四つの規則を数年間遵守することによって、死の床の技術を容易にするために多くのことがなされよう。というのは、彼が眠りに落ち込む時、自分の体を扱うことを覚えている人は、その過程に何の注意も払うことのない人よりも優れているからである。
 死ぬ技術に関連して、今の私には一つか二つのヒントしか提供することはできない。ここではその場に居合わせる、見守る人達の態度は論じない。単に移行する魂がその移行をより容易にするための要点のみを論ずる。
 第一に部屋の中を静寂にしなければならない。もちろんこれはしばしばその通りになっている。死につつある人は通常は無意識的であるということも覚えておかねばならない。この無意識は表面的で実際のものではない。千件中九百件まで頭脳意識が出来事の完全な意識とともに存在している。しかし表現する意志の完全な麻痺と、生きていることを示すエネルギーを全く発生させることができない状態が存在している。沈黙と理解が病室を支配している時、出立しようとしている魂は最後の瞬間まで明確にその道具を保持することができ、適切な準備をすることができる。
 後に色についてもっと詳しいことが知られるようになったら、死に行く人の病室にはオレンジ色の光のみが許されるだろう。そしてこれらは蘇生の可能性のないことが確実である時、適切な儀式によってのみ設置されるだろう。赤色が太陽叢を刺激し、緑色が心臓と生命流に明確な影響を与えるように、オレンジ色は頭への集中を助ける。
 音に関連した更に多くのことが理解されるようになると、或るタイプの音楽が用いられよう。しかし魂の肉体から抽出するという仕事を容易にするような音楽はまだ存在していない。もっともオルガンの或る調べは効果的であることが発見されよう。正しく死ぬ瞬間に、もし、その人自身の音が響かせられるなら、それはエネルギーの二つの流れを統合し、最後に生命の糸を断ち切る。しかし、まだこれについての知識は余りにも危険であり、後においてのみ与えられる。私は将来を示し、それに沿って未来の秘教の学習が進むであろう線を示そう。
 或る神経中心と或る動脈を圧迫することが仕事を容易にすることが発見されるだろう。(この死の科学は多くの学徒が知っているように、チベットに保管されている。)頭の部位にある頸動脈と大神経と延髄の或る特定点を圧迫することが役に立ち効果的であることが判明しよう。明確な死の科学は後に必然的に詳しく論じられるだろう。しかし魂の事実と魂の体に対する関係が科学的に証明された後になって初めてそうされるだろう。
 マントラの成句も用いられ、死につつある人の周りの人々がその人の意識の中に組み込むか、彼自身によって意図的に知的に用いられたりするだろう。キリストは「父よ汝の手の中に私の霊を委ねます」と大声で叫んだ時、マントラの使用を示された。そして次のような言葉の中に別の例がある。「父よ。今、汝の召使を平安の内に出発させたまえ。」低い調子か特定の主調音(死につつある人がそれに応答することが判明するだろう)で朗唱された聖語の着実な使用もカトリック教会に保存されている油の塗布を伴う移行の儀式の一部を構成するかもしれない。終油の秘跡には秘教科学的根拠がある。死につつある人の頭頂は象徴的に東に向けられ、足と両手は交差されるべきである。部屋の中には白檀のみが焚かれ、他の種類の香料は認められない。というのは、白檀と第一光線、即ち、破壊者の光線の香であり、魂はその住居を破壊する過程にあるからである。
 これが一般大衆の考察のために死の問題について現在伝達することができる全てである。しかし、私はあなた方全員が死とその技術の学習を可能な限り押し進めことと、この問題の秘教的探究を遂行することを願って止まない。

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コメント (3)

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