秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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イニシエーションという言葉

2010年07月21日 · コメント(0) · 未分類

この誤解されている言葉について、触れざるを得ない。できれば、触れることを避けたいと考えていたが、再生誕の考え方の中に出てきた言葉であるので、避けて通ることはできないと思うようになった。
ある教団の教えの中にこの言葉が出てくる。多くの人々に警戒心を抱かせるもととなっている。私は、いかなる宗教団体への勧誘を勧めるつもりはない。ある人は、宗教団体は、人が二階に上がるための階段のようなもので、二階に上ってしまえば、もはや階段は必要ないと述べている。宗教団体にはいって、その教団に条件づけられてしまうと、マインドの殻のようなものができて、その殻を打ち破ることは、非常に困難になる。
かつて、オーストリアの神秘家シュタイナーが、「秘儀参入の道」という本で、イニシエーションを紹介している。この本を読むと、一般の人が近づくことはとてもむずかしいと感じられる。シュタイナーが獲得していた透視能力という超常能力を得ていなければ、イニシエーションを得ることは、むずかしいのかなと考えてしまう。
一方、哲学者クリシュナムルティが少年時代に第二イニシエーションを受けたときの、手記が残されていて、それを読むと、そのような透視能力や透聴能力などの超能力は、第三イニシエーションを得るまでは、求めるべきではないと述べている。
JKはそのような超常能力を得て、自分は常人と違う、一般の人々とは異なるというエリート意識というか、差別意識が芽生えることに、大きな危惧の念を抱いておられる。クルシナムルティも神智学徒で、そのような差別意識を抱いてしまった彼を取り巻く星の教団を解散してしまった。
イニシエーションという言葉を辿っていくと、多くの秘教的情報に接することができる。ある本によると、福音書の物語は、イニシエーションの過程を象徴的に物語っているという。イエスの誕生は、第一イニシエーションを象徴し、洗礼者ヨハネによる水中での洗礼が第二イニシエーション、磔刑にされる前の山上での変貌が第三イニシエーション、磔刑が第四イニシエーション、墓場からの復活が第五イニシエーション、そして昇天と呼ばれる第六イニシエーションを経て、次々に意識を拡大し、人間界を卒業すると説明されている。
頂上に行きつく多くの道があるが、イエスが模範で示した愛の道がもっとも容易に辿ることのできる山頂への道であるとある方は述べている。

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