危うい所でこの飛行機に乗り遅れるかもしれないという心配をしたこともあったが、無事に飛び立つことができた。ほっとすると、搭乗時の持ち物チェックの厳しさがつくづくと思いだされた。
去年のテロ事件以来、チェックが以前にも増して厳しくなり、はさみや爪きり、毛抜きさえ、機内持込み荷物に含ませてはいけないという。
テロリストが爪切りをスチワーデスの首筋にあてがい、
「言うとおりにしないと、怪我をするよ」。
というせりふを吐くシーンを空想して、密かに含み笑いをしてしまった。はさみならスチワーデスも体をかわす余裕がないかもしれないが、爪切りや毛抜きでは、ほとんど笑い話の種になってしまう。
ここまで神経質になってしまった原因とは何か。
果たしてテロリストと呼ばれる人たちが一方的に責められるべきであろうか。このことは、世界の大勢の人たちが判断できるようになっていなければならない。人々の心の明確さこそが力強い世論を作っていく。
たとえ話をしよう。
人体中に、組織器官の機能を麻痺させてしまうような悪性癌細胞がある場合、単純な外科医は、それを切除することを最善の策とするだろう。
名医と呼ばれる優れた医師は、まず病変部分の状態を様々な観点から検討し、切除することは最後にして、免疫力を高めて異常細胞を減少させ、正常細胞を増加し強化する方法を工夫する。
テロリストについても同じことが言える。もっとも単純な政策は彼らを抹殺するために、圧倒的な軍事力を行使することである。
関空からクラルンプールへ
2010年07月27日 · コメント(1) · 未分類
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