サイババは、こう言っている「物質を創造することは、奇跡ではない。真の奇跡は、人の心を変えることだ」と。
後数十年もすると、サイババのように自分が必要とする道具やものを直接創造する人たちが現れてくると、BK氏は語っていた。サイババはいわばその先駆けである。人間の中に、そのような力が潜んでいることを、人々に知らせているのだ。
サイババは、こうも言っている。「私とあなた方との違いは、私は自分が神だと知っているが、あなた方は、自分が神であることを知らないだけだ」と。
あまり本屋さんに行くことはないが、私は本屋さんで、サイババについて書かれたさまざまな本を目にすることがあった。なかには、サイババを手品師、ペテン師、ひどいものになると、幼児に性的関心を抱く性的異常者として描写するものもあった。
感情界の愛は、時には激しい憎しみへと変化する。マインドのコントロールを失った対象への熱烈な感情は、相手から自分への関心が得られないと知ると、攻撃性の憎悪に姿を変える。
サイババは、そのようなことも予測しておられるのか、サイババのことをペテン師と称している本の中のサイババのお写真からも、見る人が見ると、穏やかで温かいエネルギーが感じられるという。その本の著者は、いつの日か真のサイババを知ることになるだろう。
サイババからいただいたビブィーティのことをここに書いておきたい。私は大腸ガンの手術をして以来、消化力の低下を感じていた。食べたものが完全に消化されずに、生々しいまま、大便として出てくることが多かった。通常通り食べても、体力が十分についてこないし、体は痩せ細っていた。もともと痩せてはいたが、手術後は特に酷かった。気力がでなくて、何をやっても根気が続かないのは、そのせいではないかと考えていた。サイババのビブーティは、どのような効果があるものか明確にわかったわけではないが、そんな私の体の調子が少しずつ、よくなったのである。私は以前にもまして、気力の充実を感じるようになった。そして、腸の消化能力は完全に元に戻っていると感じている。たぶん、サイババから直接いただいたオレンジ色のビブーティは、私の消化能力を元に戻す働きがあったのだと思う。
最後に、息子のことに話しを戻そう。その後、息子は大検に合格して、社会人枠のある大学に入学し、現在もそこで学んでいる。そして、今年八月には、名古屋ドームで開催されたサイモンとガーファンクルのコンサートに家内と私を招待してくれた。 完
平成二十一年十二月
あとがき(4)
2010年09月10日 · コメント(0) · 未分類
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