準備するということ
ひな鳥は成長し
今や自分を取り囲んでいる殻は
自分を保護しているものではなく
更なる成長の妨げになっていることを知りました
この殻を自分の力だけでは破れないことを
ひな鳥はうすうす感じています
殻をつついて
破るべきときが来たということを
親鳥に伝えなければなりません
それで、卵の殻の内側から
こつこつとくちばしでつっつきます
それを知った親鳥が卵の殻の上から
同時につっつきます
今や制限でしかない卵の殻は
ひな鳥と親鳥の両方から突っつかれて破られます
これは、禅語の「啐啄同時」という
言葉を説明したものですが
今の私たちの状況を
そのまま述べていると思いませんか?
「準備する」という意味は
ひな鳥が卵の殻の内側から
時期が来たことを親鳥に知らせることです
苦悩の中で希望を失い悲嘆にくれるのではなく
希望をもち続けて
親鳥の助けを求め続けるという意味です
準備するとは
2011年01月29日 · コメント(0) · 未分類
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