「豊かな生命の水」について
前回とりあげたテーマを再びとりあげます。
前回は「二十人二十一脚」とか、
合唱コンクールで入賞を果たしたい
という明確な目的意識がある学級には、
いじめが発生しないということを述べました。
「目的意識」が、
豊かな生命力の鍵です。
一頃「マーフィーの成功哲学」なるものが大流行して、
私もサラリーマンとして或る会社に勤務しているとき、
どのような手順で出世していくかを
はっきりとした計画を建てるように、
命じられました。
成功哲学の鍵は、はっきりした「目標設定」にあります。
その目標は、お金を儲けることかもしれません。
社会的地位を得ることかもしれません。
何年後には係長、
何年後には課長、
次に部長という出世のプランを描くように、
私たちは社長から訓示されました。
人格(パーソナリティ)が出世を目指すなら、
その人は豊かな生命エネルギーを得ることになるでしょう。
しかし他に目的意識を持つ者にとっては、
苦痛になるかもしれません。
私は、サラリーマンに適した
パーソナリティではありませんでした。
教育界において、
どこどこに合格するために、
皆でがんばろうという目標が明確になっている学習塾は、
同じ目標を持つ生徒が集まってきますから、
その学習塾には「豊かな生命」が流れるでしょう。
すべての生徒が有名校を目指すとは限らない学校の場合には、
どのような目標がいいのでしょう?
「新しい時代の教育」(アリス・ベイリー著、A.A.B.ライブラリー刊)には、
新時代の学校においては、
「アンターカラナ建造」という目標が
明確に示されると予言されています。
中学校では、内申書の課外活動を書く欄に
ボランティア活動の記録を記入する欄があって、
有名高校進学には、大きな意味を持つということが伝えられました。
しかし、そのような動機で行われるボランティア活動によって
アンターカラナは正しく建造されるでしょうか?
真のアンターカラナ建造は、
善意からなされるものです。
もちろん先生自身も
アンターカラナを建造します。
それは生徒たち共通の明確な目標となって、
学級全体に「豊かな命の水」が注がれるでしょう。
「豊かな生命の水」について
2011年06月28日 · コメント(1) · 未分類
タグ :
Blanca // 2017年05月07日 10:08 PM
Hey just wanted to give you a quick heads up and let you know a few
of the pictures aren’t loading properly. I’m not sure why but I think its a linking issue.
I’ve tried it in two different web browsers and both show the same results.