魂という安心感
ある人へのメールを書いていて、
ふと気づくことがありました。
もし晴れた日の空が青くなかったら、
地上に繁茂している植物が緑色でなかったらと。
神が創造された大自然の中には、
象徴という形で、
で不朽の知恵が秘められている
ということに気づきました。
空の色は、
時には雲って灰色になりますし、
日中でも黒雲に覆われて嵐を予告したりします。
日が沈んでしばらくの間は、
紫色の夕焼けで西の空をおおい、
ミレーの晩鐘という絵に描かれているように、
今日一日を無事に過ごせたことを
感謝の祈りを捧げる敬虔な気持ちへと誘います。
このように
平和な一日を過ごすことができましたが、
他方世界には多くの苦悩があります。
しかし、その苦悩は神が創造されたものではない
という思いがあります。
以前の自分は、
他者と自分をわけへだてることにより
自分が創造した苦悩に陥っていました。
今は、
人の世の苦悩と自分を分け隔てることはできませんが、
魂は神が創造された一部であり、
神が創造されたものに
責任を持っておられる限りは、
その一部である魂に対しても
きっと世話をしてくださるだろう
という安心感があります。
この安心感は、
人生における危機と呼べることを通して、
やってきました。
だから私は自分に降りかかった不運を
今は感謝の気持ちを抱きつつ
振り返ることができます。
魂という平安
2011年12月16日 · コメント(0) · 未分類
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