秘教日記

mimizutoisiのブログ

秘教日記 header image 2

新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

ブログ各記事をクリックするとコメントすることが出来ます。

標語

2015年04月20日 · コメント(2) · 日記

なわとび大会の標語
TVで全国の小学校対抗の
なわとび大会の練習風景が映されていました。

その映像とともに、
「一人はみんなのために、
みんなは一人のために」という標語が、
テロップで画面の下に表示されました。

どこかで聞いたことがある標語です。

アレキサンドル・デュマ作「三銃士」に出て来る標語です。

ロープに足を引っ掛けて、
うまく飛べなかった女の子が涙ながらに
「自分の本心がうまく出せなかったけれど、
みんなでなわとびの練習するうちに、
本音で話すことができるようになった」
と語っていたのが印象的でした。

この女の子は、自分がドジだから、
グループのみんなに迷惑をかけていると感じていたに違いない。

生徒たちがグループを形成して、
同じ目標達成を目指して努力するということは、
こういうことなのかという感想をもちました。
吉田松陰のこと
「至誠にして動かざる者は、
未だ之れ有らざるなり 」。

昨夜のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の中で、
吉田松陰が塾生たちに伝える孟子の言葉。

インターネットの検索サイトでしらべると、
2013年に放送された
「八重の桜」の中でも、
既に紹介されていました。

吉田松陰は鎖国状態にあった日本が、
列強から開国を迫られ、
属国にされることを怖れ、

一致団結して諸外国と対応することを、
幕府の権力者たちに訴えるように、
塾生たちに上の言葉を用いたと思います。

至誠という標語は、
近藤勇率いる新撰組の標語ともなっていました。

「至誠」という言葉に強く打たれました。

タグ : ····

コメント (2)

  • よいけ

    私は生徒集団を率いている教師の資質というところに目が引かれてしまいます。秘教で学校がどのように論じられているかどうかはよく存じませんが、これからの時代は、教師が魂エネルギーの媒体になっているかどうかが一つの重要な鍵であるように思います。また、吉田松陰のような人物が、志願して学校体制に入っていくのだろうかということも気がかりです。大学の教育学部の講義で、日本の学校の歴史は寺子屋にさかのぼることができると教わりましたが、体制側が制度として学校を運営するスタンダード方式以外に、人物を見抜いて我が子の薫陶を託すという寺子屋のようなグループも学校として認めたほうがいいのかもしれません。教育問題となると議論百出となりますが、私見でした。

  • mimizutoisi

    コメントをありがとうございます。秘教ではアリス・ベイリー著「新しい時代の教育」という本があります。生徒にアンタ-カラナの建設につながるような教育がもとめられています。教師自らが魂意識でなければなりません。まさしく薫陶という方法で、生徒たちに伝わるからです。「父親の背中を見て育つ」と言われるように。

コメントする

CAPTCHA