日曜日の夜9時から、
放送されたNHKスペシァル、
アジア巨大遺跡という番組の中で、
ミャンマーの仏教遺跡の村が紹介されました。
村には三千もの仏教寺院や仏塔が林立し、
村人たちはこぞって寺院に農産物を奉納し、
出家の儀式を執り行うために、
貯蓄した金銭を献ずるという生活を紹介していました。
出家したばかりの若い僧侶に、
村人たちが毎朝食べ物を布施する光景が映されていました。
功徳を積むために、
そうするのだと村人の一人が語っていました。
サイババの教えのセヴァ、覚者方の奉仕の科学の教えと同じです。
中国と韓国を経て日本に伝来した仏教は、
大乗仏教と言われていますが、
カンボジアやミャンマーに伝わった仏教は、
上座仏教と呼ばれるのだそうです。
上座仏教は、
私たちが小乗仏教として知っている仏教のことかもしれません。
番組の中で、
遺跡について日本の研究者が語ったことに私は惹かれました。
研究者が言うには、
村には日常的に布施の習慣があり、
王侯と庶民の間の格差が避けられる仕組みが確立しているそうです。
現在の私たちが学ぶべきシステムだと思いました。
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