「・・・苦痛をして、
その当然の果報なる
光と愛をもたらしめよ・・・」
という句が統一のマントラムの中にあります。
苦悩のどん底にいる時、
フトこの句が脳裏に甦りました。
病気という苦痛の体験の後に、
私はある種の光を得たかもしれません。
漱石は「修善寺の大患」と呼ばれている大病を患ったあと、
「則天去私」を座右の銘にして、
生活するようになったと言われています。
大病を患ったあと、
光を得る、というか、サトリの心境になります。
マントラムの言葉によれば、
苦痛を体験して愛に目覚めるということですが、
必ずしも愛に目覚める人ばかりではなく、
破壊的意志を持つようになる人もいます。
先日、自分の人生を終わらせようと決意し、
誰かを道ずれにしようと考えたのか、
高校生を殺害した人がいます。
愛に目覚めないとしても、
光が与えられますように。
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