今から40年以上の前のことですが、
学生時代に宗教に目覚めて、
或る新興宗教団体の研修会に参加したことがあります。
高橋信次氏が創設されたGLAという団体の研修会です。
GLAという宗教団体は、
現在は氏の娘さんである高橋佳子さんが引き継ぎました。
その研修会の参加者の中に、
注目すべきことを言う女性がいました。
三角形を上下二つ描いて、
”霊的知識を持つ人は、
(逆三角の頂点を指しながら)
邪悪となるかもしれない”
と周囲の人たちに教えていました。
つまり、今思えば、
人間の二重の意識:魂意識とパーソナリティー意識のことを、
話してしていたのです。
”この言葉は真理を告げている”と、
その時私は想ったことを思い出しました。
高橋信次氏も霊媒体質だったにちがいありません。
彼は、当初は神霊のオーバーシャドゥを受け、、
霊能力を発揮し霊知識を提供して、
人々を引きつけました。
後に、おや、と思うような姿勢に変化しました。
自分が仏陀やキリストよりも上位にある
エル・ラン・ティという神だと言っていたのです。
その研修会の参加者は、
多くの人が霊媒体質の人で、
憑依の霊障を経験しているようでした。
研修会の会場に向かう電車の中で、
参加者たちの会話を私は聞いていました。
人のオーラが見えたけれど、そのオーラの中に、
蛇や悪霊の姿が見え、恐怖感を覚えた、
という内容でした。
霊媒体質の人は、
初めの頃は 霊的なことを教え、
優れた能力を発揮する人が多いかもしれません。
しかし憑依が進むと、
本性を表すというべきか、
自分が特別な存在であるという姿勢に変わってきます。
私が述べたいことは、
霊媒体質の人は常に謙虚さを保ち、
自分のオーラを清浄に保つ必要があるということです。
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