先日のTVニュースで、
アメリカバージニア州の都市で、
白人至上主義者団体と、
反対派の民衆との衝突事件があったと報じられました。
この事件に対するトランプ大統領が
”両者に非がある”とツィッターに書き、
トランプ政権内の閣僚の離反を招きました。
白人至上主義は、分離意識を作り、
民族間に壁を築く。
分離意識を持つ者自身が、
いつまでも幽閉された存在であることに気づかない。
古くはユダヤ教徒たちが、
自分たちを神に選ばれた民族で、
他の民族を異教徒として壁を築いていました。
パリサイ人、サドカイ人は、
新約聖書に登場するユダヤ教至上主義者でした。
その分離意識ゆえに、
ローマの奴隷となっていたユダヤ人を解放するために、
やってきたイエスを磔にしました。
白人至上主義者だけでなく、
自分は他の人たちとは違うというエリート意識は、
幽閉状態を作り出す。
独立戦争後のアメリカでは、
奴隷解放をかかげる北軍と、
奴隷制度を維持しようとする南部諸州に分かれて、
戦いました。
南軍を率いていたのはリー将軍で、
そのリー将軍の像を撤去しようとした人々と、
白人至上主義を唱える人々が衝突しました。
ところで、
BCは講演で”人類は一つ”ということを伝えていました。
人種差別の意識は、
分かち合いや正義の心から遠ざかり、
ひいては解放から遠ざけることを私は言いたいです。
マイトレーヤからのメッセージには、
次のように言っています。
”・・・分離という罪悪は、
この地上から追放されねばならない。
・・・”(メッセージ第93信より)
イニシエーションの道を辿らんとするためには、
この分離というイリュージョンから、
解放されることが不可欠です。
ohira // 2017年09月01日 10:01 AM
夢を見ました。
クリシュナムルティの夢でした。
曰く「思考が他者とあなたをわけへだてているのです。」
そのあと、クリシュナムルティをはじめとした、大抵の哲学者は、第四光線の男性的面を使いすぎて、話が難しくなっている。ということを、ジュワルクール覚者が言うのも聞きました。