”自分は良いが、相手は間違っている”
ヨガの師匠が私にこんなことを言いました。
相談に来る人は、
”自分は良いが、相手は間違っている”
と言う。
この思い方は、私たち誰にでもあります。
たいていの人は自分の考えは正しく、
他人の見方は間違っている、
と思っている。
昨日、兄に話していて、
それを聞いて私は思いました。
”人は年とると、考えが固定化されてきて、
自分が正しく、
それ以外の考え方は間違いと思いがちだ”と。
秘教では、
この傾向のことを”マインドの結晶化”と呼んでいます。
覚者は”多様性の中の和合”という本で、
様々な考え方は、私たちの本来的な多様性に基づくもので、
和合の精神を育てていくことの大切さを説いています。
何度も死と誕生を繰り返し、
変化するものに順応できるようにする生命の仕組みは、
生命進化の点から見ても、必要なことですね。
ところで、
権力は結晶化しやすい最たるものですから、
それを避ける仕組みが必要ではないかという気がします。
衆議院選挙を機会に、
そんなことを思いました。
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