新約聖書には磔刑後のイエスが甦ったことが書かれています。
BC著「マイトレーヤの使命」には、
イエスの生涯の一連の出来事は、
イニシエーションのそれぞれの段階が、
象徴的に示されていると、示されています。
イエスの生涯の、
いくつかの出来事の中で、
甦りと関係するのは、
磔刑後のイエスが墳墓から姿を消し、
生前の姿で弟子たちに姿を現す、という出来事です。
これは、第五イニシエーションを受けて、
覚者となったときには、
生前の肉体の姿も選ぶことができるということを伝えています。
以前に、第五イニシエーションは、
啓示とよばれ、イニシエートの開かれた目に、
すべての存在が光の筋で結ばれていることなど、
隠されていたことが明らかとなる、
とご紹介しました。
福音書のヨハネが記した黙示録は、
啓示の書とも称されます。
復活のイニシエーションと啓示のイニシエーションは、
同時に行われる。
”復活”という概念には、
多くの積極的イメージがまとわりついています。
復活は、喜びや力強さが増して、再生される。
例えば、
イニシエーションでの道でなくても、
病気からの回復は、
甦り(復活)の解放感を暗示しています。
やや長い引用です。
アリス・ベイリー著「光線とイニシエーション」から。
”・・・イエスが十字架のイニシエーションを受けたとき、
より重要ではないとしても同じくらい重要な危機が発生した。
その危機は、イエスの十字架と同じくして、
ハイラーキーの首長であるキリストが
一つのイニシエーションで
復活と昇天という二つのイニシエーションを受けたことによって
もたらされた。
これらはキリスト教の用語に従えば、
第五と第六イニシエーションである。
・・・”
この文の記述は、弟子のイエスは、
ハイラーキーの長であるマイトレーヤのオーバーシャドゥを
受けて仕事をしていたというBCの説明を裏付けるものです。
ちなみに、BCによれば、
イエス覚者は現在第六段階のイニシエートです。
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