第九のこと
以前にも、”一万人の第九”というタイトルで、
ベートーベンの第九シンホニーのことを書きました。
12/31:大晦日の夜、
私はNHKEテレでクリストフ・エッシエンバッハさん指揮、
ベートーベンの第九を聴きました。
クリストフさんも、
第四楽章で歌われる、
”・・・時流が厳しく切り離したものをも
再び結び合わせ、
あなたの柔らかい翼が留まる所で、
全ての人は兄弟となる・・・”の部分について
言及されていました。
同胞愛の真理が、
単なる感傷的な理想としてではなく、
真理を述べた言葉であることが
著名な音楽家には認識されている。
ところで、
私は、第三楽章をとりわけ注意して、
熱心に聴きました。
BCがこの緩徐楽章は、
”「あれ」を表現したものだ”と、
言っていたからです。
”あれ”と言っても、何のことか分かりませんが、
第三楽章を静かに聴いているうちに、
これまでの私の人生で行ってきた様々な過ちの行いが、
一つひとつ、記憶に立ちの登ってきました。
新たな目的を掲げて、
これからの人生を歩んで行こう、
という気持ちになりました。
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