秘教日記

昨日（1/4）中京ＴＶで世界の果てまでイッテQ!傑作選、
という番組の中で、
台湾のコマ回しと曲芸師のワザを習得するまで、
日本に帰れないという
ある一芸人の練習する姿を
ドキュメントする番組を観ていました。

その中の芸人の言った一言が、
とても大切なことを述べていると思い、
ここに記録しておきます。

芸人は、
コマを投げて小さな受け皿の上で回すという業と、
身体がやっと通り抜けられる程の大きさのワッカを、
走ってきて潜り抜けるという曲芸のワザを
身につけなければなりません。

その難しいワザを常人なら、
習得するのに何年もかかりそうですが、
その芸人はわずか2週間ぐらいで習得してしまいます。

彼が言った一言が、
私にはとても重要な真理を伝えている、
と思われました。

番組の司会者、
内村さんが”よく飽きもしないで、
　練習を続けられたね”
というような感想を述べると、
芸人は言いました。

”わたしにとって、
　新鮮なことは、私が疲れることなく、
　練習が続けられる”と。

赤ちゃんが、驚異的に物事を記憶していくのは、
赤ん坊にとって、あらゆるものごとが、
”新鮮であるから”という、
コメントを聞いたことがあります。

見慣れた光景の中に、
”新鮮さ”を感じる感性の大切さを知る番組でした。