秘教日記

人は誰でも完全に理解することはできない。

学生時代にサミュエル・ベケット著「マーフィ」という
タイトルの小説を読みました。

主人公マーフィは、
なかなか自分を理解してくれる人が現れず、
マーフィと交際した人々は、
彼を「この無理数野郎」と、罵るあだなで呼びました。

その後、宇宙探査機ヴォイジャーに、
地球の人間が円周と正方形の枠に、
ぴったり治まっている
レオナルド・ダヴィンチの有名な図を描いた円盤を、
宇宙人が見つけてくれるように、
搭載されたことを知りました。

つまり、
人間の中に無理数πが含まれています。

友人・知人を理解しているつもりでも、
自分自身さえよく分かってない、
況や、知人・友人の不可思議な反応にフトきづきます。

これはまさしく人間は、
無理数πのように、
永遠に続く小数点の数値が隠れているからです。

人間が整数的わり切った存在いではなく、
割り切れない心を持つ存在であることを、
私たちは忘れがちです。

ところで、
神さまは無理数πがお好きだということを
知っていましたか？

占星学を知る人は、
１年は正確に３６５日ではなく、
４年に一度はうるう年を設定して、
時間を調整しなければなりません。

さらに細かいずれを調整するために、
百年に１度は、うる年をなくす。

このような調整が永遠に続く。

人間が大宇宙と無関係ではないことが、
伝わったでしょうか？

このような時間の調整は、
宇宙の星々は円運動をしているからです。