秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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歓喜の歌

2018年06月18日 · コメント(2) · 日記

私は毎年十二月の何日かに、
ベートーベンの第九シンホニーを聞くことを、
習慣にしていますが、
昨夜(6/17)は昼間に寝すぎたせいか、
夜に寝付かれず、
インターネットYoutubeの動画サイトで、
”一万人の第九”を聞いてすごしました。

私がいる病室は四人部屋ですが、
カーテンで仕切られ、
ヘッドフォンで音楽を聴けば、
周囲の人に迷惑をかけることはない。

シンホニーの第四楽章で歌われる
歌詞を聞いている内に、
感極まって自分も危うく、
歓喜の歌を歌い出しそうになりました、
音痴ですが。

歓喜の歌の歌詞は、
およそ二百年前に作詞されたものなのに、
まるで現代のことを述べていると感じます。

歌詞:”汝が魔力(歓喜という魔力)は
   時流が強く切り離したものを
   再び結び合わせる
   すべての人々は兄弟となる・・・”

詩人のシラーは、歓喜という心情を、
楽園の乙女”と擬人法を用いて表現している。

話しは変わって、
現在サッカーのW杯がロシアで開催されていています。

どの国の応援団も自国のチームがゴールを決めると、
国内では、応援するチームが異なれば、
互いににらみ合っていた人々が、
共に喜び合って、”兄弟”のように、
肩をいだきあう。

歓喜は、
不思議な魔力をもっている。

私たちは、
まずスポーツの観戦を通して、
敵、味方という見方から、
互いに兄弟であるという見方への変換を体験する。

やがて間もなく大宣言が行われる。

その時、
歓喜は私たちを”柔らかな翼”で包んでくれるだろう。

そして大宣言を経て、、
”星の彼方に必ず神は住みたもう”
ことを私たちが確信すれば、
”すべての人々は(神を父とする)兄弟となる”のだ。

二百年前に、
ベートーベンやシラーは、
現代の世界を見通していた。

ちなみに、
ベートーベンは「マイトレーヤの使命第Ⅲ巻」
(BC著/石川道子訳)によれば、
イニシエーションの段階3.4。
(読者の一人が3.1が正しいイニシエーションの段階であると指摘してくれました。)

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