ブラヴァツキー著「シークレット・ドクトリン」には、
太古の昔、
未開の地球に金星人が来訪し、
当時は動物だった人間に、
「マインド」を授けた、と記されています。
秘教の教えでは、
太陽系の諸惑星の中で、
金星は最も進化している星と言われています。
そんな進んだ金星から、
進化レベルの低い地球に、
ナゼ金星人はやってくるのだろう?
この素朴な疑問は、
秘教を学ぶとその理由がわかります。
金星と地球は、カルマ的に結ばれていて、
いわば兄弟星の関係にあるということです。
そして金星人の進化は、
金星人が地球人に奉仕することによって、
可能となるということが示されています。
”炎の君”、”永遠の若者”として、
サナート・クマラは地球人の最後の巡礼者が、
”父の下に帰る”まで、ほとんど永遠に、
シャンバラにとどまるそうです。
それが犠牲身(ダルマヤカーヤ)としての、
進化の方法なのかな?
話は変わって、
仏教説話の中に、
ウサギが旅のお坊さんに食べ物をお供えするために、
自分の体をたき火に投じ、
お坊さんに”自分の体を食べて”、と身を捧げます。
それをたたええて満月の表面、
ウサギの餅つきの姿を私たちに見せている、
という童話があります。
ところで、
”犠牲”の心は、
奉仕につきものです。
神さまは、奉仕することによって
私たちが進化できる、という宇宙法則を定めて、
宇宙を統べておられる。
相模原障がい者殺傷人事件のことから、
金星のことを思い出しました。
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