TVで、
或る会社の一風変わった会社の社長さんへの、
密着取材を報道する番組がありました。
偶然スイッチを点けたTVの番組でしたが、
社長さんの社員とのやりとりが、
興味深いものでした。
如何にも社長らしくない物腰だったのです。
チャンネルを他局に変えず、
番組をそのまま見続けました。
社長さんは自分の机を社長室という特別室に置くのでなく、
社員の机と並べて、
社員との隔たりを少なくしようとしていました。
従来のピラミッド式組織ではなく、
”すべての社員が、対等の関係で、
自分の意見が言える社風を作ろうと奮闘している”、
と告白されました。
会社は最近営業成績が不振になったので、
営業部門から新しい社長に抜擢され、
その方は会社の改革を始めたのです。
その方の斬新な考え方に興味が湧きました。
古い考え方を一掃して、
何でも自由に発言できる社風に変えるには、
社員全員が意識を変革しようという、
意志を持つことが大切、とその方は言う。
社員全員の意志が会社の力となる、と。
そのためには、
社風を変えようという意識を全員が共有できる、
機会が絶えず作られなければならない、と。
社長の考え方は、
秘教徒の考え方と同じだ、
と私は思ったことでした。
柔軟な考え方は、
固着した考え方を持つ人が、
偉そうにしている雰囲気の中では生まれない、と。
どのような発想も受け入れるという、
懐の広さが必要と、
若い社長さんは言っていました。
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