秘教日記

まもなく自民党総裁選挙が行われる。
そのときに憲法改正の論議が再び持ち上がるだろう。
この機会に、平和憲法の意義を考えてみたい。

世界最強の軍事力を誇るアメリカの今の凋落状態と、
敗戦国から復興を遂げた今の日本は文化的先進国となり、、
世界各地から日本文化に憧れ、訪れる人々が多い。
その最大の原因は何かと尋ねるなら、
平和憲法の存在であった。

アメリカの凋落は、
仏教思想の栄華盛衰の理を知れば、
必然的なり行きの感もありますが、
何よりも正義のワザとは言えない、
米軍の軍事力の行使の所為です。

武力を利己的に行使すれば、
その反動があるのは、
カルマの法則から必然の成り行きです。

カルマの法則について、
アメリカの人々の理解が進むことを祈ります。

話しは変わって、
人類学者が、
ジャングルのゴリラ社会を長年観察して、
ゴリラ社会のリーダーがどのように決められるかを、
研究発表しました。

一番腕力の強いものがリーダーになっている、
と私たちは思いがちだが、
腕力の強さよりも、
雌ゴリラたちの支持を得て、
子供の面倒をよく見る心優しい雄ゴリラが、
腕力に勝る雄ゴリラを押さえてリーダーになる、
と報告していました。

これからは人間社会も、
ゴリラ社会に倣って、
軍事力を誇る国よりも、
世界に技術・人材などを”分かち合う”奉仕の国が、
世界のリーダー国となる。

戦争放棄を明言する日本の憲法九条が、
世界にとってますます重要な意義を持つようになる。