秘教日記

竜王文庫の「大師のみ足のもとに」という本の中に、
メイベル・コリンズ著「道の光」が含まれています。

この書き物は、
インドの古文書のように、
木の葉に記された
オカルティストにとって大切なアドバイスが、
超古代から伝えられてきたものです。

様々な段階において、
読む者の進歩度に応じたアドバイスになっていて、
私たちにとって有益な訓戒を提供している。

その独特の表現方法は、
パラドクシカルな言い方である。

例えば、或る訓戒は、
”野心を殺せ”とあるが、
別のところでは”野心のある者の如く働け”という具合に。

BCはある時、”秘教徒（オカルティスト）は、
　パラドクシカルな言い方に慣れる必要がある”
というようなことを言っていました。

話しは変わりますが、
私は10代の終わりにヒラリオン覚者の教えとされている、
”寺院の教え”を学びました。

そのなかに、
シーソーの跳ね板の話しがありました。

パラドックスと関係があるかどうか、
わかりませんが、
跳ね板の片方が上がり、
反対側の跳ね板が下がります。

シーソーの跳ね板は、
上がったり下がったりします。

私たちの意識も、ある時は右側に傾き、
又ある時は左に傾いて、中心点を探っているように感じます。

カルマの法則も、
神のシーソーのようです。

世の中の種々の二律背反となっていることがらは、
シーソーの跳ね板のように、
上がったり下がったりする。

最近では、台湾の統一選挙でみられる、、
革新系の民進党と保守系の国民党の上がり下がりです。