非感傷的関係
- 病院に訪ねて来てくれた友人と、”グループ・イニシエーションに向けて”と題された、BCの講話の中に述べられているタイトルの条件のことが、話題となりました。
- この講話は、BC著/IM訳/シェア・ジャパン出版:「マイトレーヤの使命、第Ⅱ巻」に全文が掲載されている。
- グループ・イニシエーションを達成するための、四つの条件の第一番目に掲げてある条件である
- 四つあるうちで最初のものだから、たやすくこの条件を満たすことができると思いきや、達成することはそれ程容易い条件ではない。
- ”世界奉仕者のマントラム”を唱える機会が多い、グループの人たちにとっても、達成できているとは言い難い。
- ちなみに、”世界奉仕者のマントラム”には、”魂の愛が・・・(私たちを)特徴づける”ことを祈る、エネルギー喚起のことばが含まれている。
- 話しは変わって、権力志向の人々は、自分の意志の実現を妨げると見なす者を敵対者と考え排除しようとする。先ごろ、サウジアラビアの権力者の圧政に批判的記事を書いていたジャーナリストがその権力者に敵視され、殺害されたというニュースが世界中に流されました。
- 権力志向の人々は、大河ドラマ”西郷どん”に描かれているように、意見の異なる者を、たとえ友人であっても排除する。
- 権力者は考え方が自分と異なる人を嫌い、排除しようと画策する。
- 同類は認めるが、異種は排除するというのは、自我意識の強い人の感情・欲望レベルの思いである。
- ところで、覚者の講話「多様性の中の和合」(BC著/IM訳)は、人類がこの感情レベルの垣根を取っ払うための新しい時代に相応しい教えとなっている。
- ”自分と異なる考えを持つ人を受け入れるには、どうすればいいですか?”と友人は尋ねました。
- ”神は、殆ど無限に近い多種多様な私たちを、創造された。
- ”世界で有益な仕事をした人々の光線構造を見れば、殆ど無限の多様性があることを知る。
- ”美術展に行って、最優秀の作品を見たら、多種多様な色が使われていた。
- ”緑系統の色が全体の色調となっているのが目につく、静寂な森を描いた作品は入選作品でしたが、多くの色彩を用いて静物を描いた、最優秀作には及ばなかった、という例を見て、気づいことがあります。
- ”人の考え方も様々あって、見方・考え方の違いは、多様性を豊かにしている。
- ”人の多様な考え方も、絵画の色彩の違いとしてみれば、嫌悪感は出ないよ”と私は言いました。
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