高橋信次氏の教えで、
”意識の慣性の法則”という言葉は、
私たちがなぜ物質界に何度も生まれ意識の変革を、
遂げていかなければならないかを伝えている。
”物理学の法則は、
霊界の愛の法則の物質界での顕れ”という
秘教の言明にかなっている。
このことを、
後に詳しく論じたい。
話しは変わって、
名古屋栄には、
宗教書を専門に扱う小さな書店があって、
私はそこに足繁く通って、
宗教書を買いあさった。
谷口雅春氏の「生命の実相シリーズ」40巻は、
自分でも驚くほど短期間のうちに読了した。
後年、この本に書かれてある内容は、
”断言(アファーメ―ション)の力”を説く、
メンタル・ヒーリングの手法に、
アリス・ベイリー著「秘教治療」の内容を加えたもの、
と私は独善的に理解した。
谷口氏は、
当時としては読む人の限られていた、
19世紀後半から20世紀初頭に、
アメリカで流行したエマーソンの本や、
アリス・ベイリーの本を
早くから読んでいたに違いないと思った。
私は、小さな書店で、
ヨガを主とする神智学の高雅な文体に触れて、
この教えこそ、私の求めていたものだと感じた。
特に、
竜王会の創始者三浦関造氏の作品の中で、
「沈黙の声」「パタンジャリ―のヨガ経典」を、
紹介する本が最も馴染みやすいと感じた。
後に、
「或るヨギの一生」というヨガナンダの自叙伝を、
購入して読み、衝撃を受けた。
「ヒマラヤ聖者の生活探究」という叢書も、
この頃読みました。
続きは明日。
コメント (0)
コメントはまだありません。