テロ事件で、
報復 ということばをよく聞きます。
つい先日のスリランカで起きた連続自爆テロを初め、
イスラエル・パレスチナの抗争も、
”報復”という名目で、
残虐な攻撃がなされる。
そして、憎しみの連鎖は、
途絶えることはない。
たとえ、
家族がテロリストの犠牲者となっても、
恨みや憎しみの感情を持つまいと思う人もいる、
以前に、フランスで起きた連続テロ事件で、
最愛の妻や子供を亡くしたジャーナリストが、
憎しみの感情を向けることはしないとWebで発信し、
評判になったことがあります。
憎しみの連鎖を断ち切るには、
このような思いを持つことが大切。
ところで、
「コース・イン・ミラクルズ」という本を知っていますか?
BCがSI誌の読者質問欄で答えていましたが、
この本は、イエス覚者の弟子が、
カリフォルニア大学臨床心理学の教授たちに
口述した「コース・イン・ミラクルズ」の教えの中に、
許しのテクニックのことが示されています。
新約聖書に書かれているイエスは、
四つの愛の形を自ら実践して示めされた、
とDK覚者は「秘教治療」の中で述べています。
私はこれらの四つの愛の形を、
「がんにかかって」という本に紹介しました。
父(神)への愛・兄弟同胞への愛・敵対する者への愛・
そして秘教治療という形の愛です。
その中の一つが敵対する者への愛です。
ブログにも「敵対する者への愛」というタイトルで、
書きました。
「コース・イン・ミラクルズ」が、
20世紀に発表されたのには、
理由があった。
許しのテクニックとしての愛の実践が、
世界の紛争を終息させることが期待されるからだ、
と私は思います。
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