秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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無限供給の話し(3)

2019年05月15日 · コメント(0) · 日記

禅寺の修行僧は民衆から何か品物をいただくという、
布施修業を経験する。

修行僧は誰にも何も寄贈されなければ、
行き倒れの死を覚悟しなければならない。

修行僧が背負う櫃(ひつ)には、
行き倒れた時自分の肉体を火葬してもらうに足るだけの、
お金を入れて行脚する。

金銭や食べ物を持たず、
お布施が得られるまで、
民衆の家の前に次々に立ち続ける。

布施修行は、
修行僧が或る霊法則を学ぶための修行。

話しは変わって、
電動ポンプがなかった昔、
水汲みのポンプは、
手押しポンプの長い柄を上下に動かして、
水をくみ上げていました。

水汲みポンプを動かさないときが長く続くと、
水道管の水がすっかり下がって、
ポンプの柄を上げ下げしても、
水をくみ上げることができません。

その時、
手押しポンプに”呼び水”を入れて水道管を満たす。

呼び水を入れて、その水を汲み出すと、
水道管は真空となり、
井戸の水が上がってくる。

ここには、
エネルギーの授受に関わる。
重要な法則がある。

これを”呼び水の原理”と称する。

布施は呼び水の原理で、
民衆が自己保存のあまり、
下降する運勢の波の上で、
貧困に陥らないようにする。

仏陀は、
貧困に苦しんでいる村で布施修行するように、
出家僧に勧めた。

貪欲さは、
自分と他者との間に保護主義の壁を築き、
自分だけを守ろうとする。

隆盛の波の上にいるときは、
豊かであっても、

運勢が下降する時、
他者から資源を供給されないことになるから。

困窮しないように、
”呼び水の原理”を働かせることを、
仏陀はお布施によって教えていたに違いない。

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