秘教日記

mimizutoisiのブログ

秘教日記 header image 2

新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

ブログ各記事をクリックするとコメントすることが出来ます。

閉じ籠りに寄せて:息子よ(25)

2019年08月25日 · コメント(2) · 日記

東野先生のこと
家内は、〇区の区役所のカウンセラーにも相談にいっていて、そこの近藤先生に勧められて、△山区にある精神病院の先生の診察も受けていた。そちらは東野先生という。東野先生は息子の入院に骨折ってくださった方で、入院可能な病院を自ら電話してさがしてくださったという。この東野先生が、病院からでてきた息子の指導に大きな役割を果たされたことを、私は、後に家内から聞かされた。唯一ベッドが空いていて、入院可能だった病院が○○市にある私立の精神病院であった。

精神病院への入院
ある日、その精神病院の医師たちが、息子を入院させるためにやってくるという。それに私たち夫婦も立ち会うことになった。病院は息子の抵抗を予想して、体をすっぽりと包むと、腕が自由に動かなくなる袋様の、丈夫なデニム布でできた戒め服を持ってきた。医師たちには、息子が身近に包丁やバットをおいていて、侵入者に対してそれらを用いるかもしれないと伝えておいたので、慎重に家の中の様子を伺い、息子が油断しているすきに、すばやく踏み込んだ。息子はスッポリと戒め服に包まれて、車にのせられ、病院に運ばれた。私たちもその後を追った。そして、入院手続きをしてマンションに戻った。
かつて、家内も息子に肋骨を数本おられたことがあって、その時には家庭内暴力ということで、警察署に相談に行き、息子を警察官に連行してもらうように、二人して頼みに行ったことがあった。警察署の人は私たちの調書をとりながら、家内と私に実際になされた暴力の数々を聞き出していた。その時、こんな話をされた。
私たちと同じように、家庭内暴力から自分の子供を警察に連行してもらった人たちがいて、その方たちの息子さんは、それ以後両親を恨み、子供さんとその御両親の関係が破綻してしまったという話をしてくださった。その話を聞いている内に、私は、以前から、一旦こわれた息子の心を平常に回復するには、一生かかっても無理かもしれないと朧気に思ってはいたが、息子が警察に連行されるということで、心に傷を負うと私たちとの関係は今後回復できないものになる恐れがあると考えた。それで、結局は、私たちは警察に連行をお願いしなかった。家内もそのことは理解しているはずであった。それなのに、どうして精神病院に入院させることを家内が決意したのかは、私には謎であったが、あとから東野先生の指導があったということを聞いた。

タグ :

コメント (2)

コメントする

CAPTCHA